2012年11月29日

薬を止めた状態を維持するため、自助グループに参加する

薬物を使用し続けることによって、身体、精神に障害をきたし、社会的問題を引き起こしても、薬物の使用がやめられなくなります。薬物を摂取することによって中枢神経を興奮させたり抑制させたりして、心の状態、身体の状態が変わります。薬物依存症とは、特定の薬物を常用した結果、習慣、嗜癖性を生じて精神的、身体的に障害を伴うことを言います。緑茶

身体が正常に機能しなくなり、薬の使用を止めると禁断症状が出るため、薬物なしではいられなくなります。代表的な依存性薬物は、モルヒネ、コカイン、大麻、ヒロポン、シンナー、トルエン、睡眠薬、抗不安薬などです。薬を止めた状態を維持するために自助グループに参加することも有効とされています。常用しているうちに最初と同じ効果を求めようとして、摂取量や回数が増えてしまいます。体が薬に慣れてしまい、効き目が薄れる耐性ができています。精神薬による心の安定。違法薬物による興奮、快感、解放感を求めて摂取し続けています。

断薬には強い意志と、薬からの隔離が必要になります。体の具合、精神の具合を整えるために薬は有効ですが、正しい用法で正しく服用しなければ人間を止めることになるかもしれません。治療方法は、精神科か専門病院、施設に入り、薬物から離れ、隔離されて薬の使用を止めなければなりません。
苦丁茶  


Posted by 動物 at 19:09健康

2010年10月20日

漢方薬の品質評価

漢方薬が多くの人に信頼されていますが、生薬の薬効はもっと多くの客に認可されています、どうしてですか?ここで分析します
1.生薬?漢方薬の品質評価とその問題点生薬 
生薬は天産品であり、同一生薬であっても産地、採取年度?時期、加工調製方法によって品質が影響されます。生薬の品質は、形態学的手法と種々の理化学的手法(特に有効成分の含有量測定)で評価されます。さらに、残留農薬と微生物汚染についての検討も重要です。特に高価な動物生薬の牛黄(ゴオウ)や麝香(ジャコウ)、熊胆(ユウタン)では偽物、異物の混入した物が出回ることがあり、注意が必要です。
 また、漢方薬(中国では中成葯 (チュウセイヤク))に用いる生薬には、同一名であっても日本と中国でその基原(原植物)が異なるものが多く(当帰(トウキ)、川キュウ(センキュウ)、朮(ジュツ) 等)あり、薬理活性の差も懸念されています。

2.生薬?漢方薬による健康被害麻黄
生薬や漢方薬は作用が緩和で安全であるという訳ではありません。日本では慢性病の治療に長期間同一の漢方薬を投与することもあり、柴胡(サイコ)製剤などによる間質性肺炎が大きく報道されました。また、中国では科?属の全く異なる植物のものに同一名をあてることがあり(“同名異物”という)、中国の製薬工場でアリストロキア酸を含む生薬を原料とした製剤が日本の病院で投薬され、腎障害を引き起こしました。また、漢方薬でも牛黄清心丸のように高濃度のヒ素や水銀が処方されている場合などがあり、中国?台湾旅行の土産として購入することは注意が必要です。

つまり漢方薬より生薬の方が自然で安全です。  


Posted by 動物 at 16:08健康

2010年09月23日

ハブソウの豆知識

マメ科の一年草。熱帯アジア原産で、熱帯では多年生となる。日本への渡来は江戸時代である。茎は高さ70~120センチ。葉は互生し、4~7対の小葉からなる偶数羽状複葉。小葉は卵状披針(ひしん)形で先はとがり、葉柄の基部近くに1個の腺体(せんたい)がある。夏に茎の先および上方の葉腋(ようえき)から短い円錐(えんすい)状花序を出し、数個の花をつける。花弁は5個で楕円(だえん)形をなし、大きさは同一でなく深黄色を呈する。萼片(がくへん)は5個。雄蕊(ゆうずい)(雄しべ)は10個であるが、うち7個は完全である。雌蕊(雌しべ)は1個。豆果(とうか)は太い円柱形で長さ8~10センチ、径1センチで横じわがあり、果皮は薄い。豆果の中は横隔壁によって多数の小室に分かれ、横二列に55~70粒の種子が並んでいる。種子は扁平(へんぺい)な円板形で、へその付近がくちばし状にやや突出し、緑褐色で光沢がなく、径4~5ミリ、厚さ約2.5ミリ。

ハブソウを漢名では望江南(ぼうこうなん)という。和名は沖縄の毒蛇ハブからきたものではなく、マムシをハミ、ハビともよぶので、ハビソウが変化したものという。菊花茶民間ではマムシにかまれたときに葉をもんでその汁を傷口に擦り込むほか、神経痛のときに煎(せん)じて飲む。また、葉および種子は茶の代用にすると健胃整腸の効がある。なお、現在「はぶ茶」と称されるものはエビスグサの種子(決明子(けつめいし))であり、ハブソウとは別である。

茎は、直立して高さ50~150センチ、無毛。葉は、偶数羽状複葉(うじょうふくよう)、小葉は10~12枚で、エビスグサに似ていますが、小葉の先端が尖っていて、数も5~6対あるので見分けがつきます。
花は、7~8月ころ、葉の頂部の葉脈(ようみゃく)から柄を出し、数個の黄色5弁花の蝶形花をつけます。果実の平たい鞘(さや)は、エビスグサより太く短く、長さ約10センチで、鞘の中には、扁平卵形の種子が2列に並んで入っている。

10月ころに、種子を採取して、日干しにして乾燥させたものを、生薬(しょうやく)で、望江南(ぼうこうなん)と呼ぶ。葉は、夏に採取して日干しにして乾燥させます。

栽培:ハブソウは、肥えた土地より、水はけの良い土地が適しています。 4月~6月に、畑に直播(じかまき)するか、3~4粒をまとめて、かるく土をかけます。 1ヶ月くらに、中耕して肥料を与えるといいと結果が出ます。

有効成分は、アントラキノン、エモジン、アンスロン、ヒスチオンなどを含む。望江南(ぼうこうなん)は、健胃(けんい)や緩下(かんげ)、利尿(りにょう)に、1日量10グラムを、適量の水で煎じて、お茶のように飲みます。また、葉も煎じて、お茶がわりに飲みます。 毒虫などの、虫刺されには、生の葉を揉んで、汁に患部に塗布します。

ハブソウの名前の由来は、ハブとは、蝮(まむし)など毒蛇(どくへび)の迷迭香意味で、マムシに咬まれたときに、ハブソウの葉を揉んで、傷口にその汁をすりこむと、良くなるということから、ハブソウという名前がついたという。

実際には、毒蛇に咬まれて毒を中和することは無いが、蚋(ぶよ)や蚊などの虫に刺された時には、ハブソウの生の葉を患部にすりこむと、かゆみは止まる。熱帯アジア原産の1年草で、江戸時代に中国から渡来しました。エビスグサの種子を乾燥したものを、決明子(けつめいし)といい、それを、ハブ茶として市販されているために、混同されやすいようです  


Posted by 動物 at 12:48健康